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 南魚沼市と湯沢町を拠点としている南魚沼森林組合は約2,700名の組合員に支えられ、

職員・技術員合わせて39人で事業を実施しています。

 南魚沼市は令和5年ふるさと納税額が新潟県内で一番にせまっています。

返納品の多くは南魚沼産のコシヒカリとなっています。

 湯沢町は夏、苗場スキー場で開催されるフジロックコンサートを始め、観光を通して

町づくりを行っています。そうした特徴をもった市・町ですので林業にはあまり目を向け

てこなかったとういのが実態です。

しかし近年、地球温暖化対策、スギ花粉症対策、防災対策、さらには森林環境税の導入な

どによって森林への関心が高まってきています。こうした時代の要請に応えることが

組合の役割と感じています。

 「山は三代」と言われるようにすぐ結果が出るものではありません。

今伐期を迎えている森林も、三代前の先人が手塩にかけて育てたものであります。

今度は我々が次の世代に向けて魅力ある山を作っていく、そうした思いで取り組んで参ります。

                                  2024年9月

                           南魚沼森林組合

                           代表理事組合長 笠原 喜一郎